日帰り旅行は泊りではないので、替えの靴を持っていく人はあまりいないはずです。男性はスニーカーも種類が豊富で、どんなところへも履いていけるかもしれませんが、特に女性はシチュエーションに合わせた靴選びが大事です。
ドライブなのか電車やバスなのかといった交通手段や、夕飯はどこで食べるの？事前にある程度予定を把握して洋服と共に旅行に合った靴選びをして、せっかくの日帰り旅行を思いきり楽しみたいものです。
誰と行くの？
「行こう！」と話してから計画をばっちり立てて、もしくは、一度は乗ってみたかったはとバスツアーなど楽しみにしている日帰り旅行が近づいてきました。さて、今回の日帰り旅行は誰と行くのでしょうか。仲の良い友達と？お母さんと娘のおしゃべり旅行？それとも、大好きな彼とのデート旅行？日帰り旅行は、朝早く出て目一杯遊んで夕飯まで楽しんでから帰宅する、そんなケースが多いのではないでしょうか。
一日中靴を履いたままになるので、当然、着慣れた服、履きなれた靴で過ごしたいものです。お母さんと娘の日帰り旅行では、それこそ気を使うことなくちょっとだけ余所行きの服を着て、履きなれた靴を履けば大丈夫でしょうか。
それよりも、目的地での食事や、行ってみたい場所に集中できそうですね。もしくは、「お母さん、私明日はこれを着ていこうかな？」「いいわね。お母さんは、この前買った服を着てみようかしら。」と旅行前からワクワクできそうです。
友達や、デートの場合は、どんな格好をしていこうかなと少し考えてしまうこともあるかもしれませんね。
どこへ行くの？
では、今回の日帰り旅行はどこへ行くのでしょうか。自分たちで立てた計画ならそんなに考えることもないかもしれませんが、バスツアーなんかに申し込んだ場合は、その日の行動スケジュールを事前にざっくりとは目を通しておきたいものです。
「ずっとバスに乗っているだけだし、新しい靴を卸して履こう！」と思っていたところ、思いのほかバスから降りて歩くことが多く、靴擦れがひどくてつらい一日になっては大変です。山登りが目的であれば、きちんと登山の格好をしていくこともできるでしょうが、もしかしたら「自然のあるところへ行こう！」とざっくりと友達同士で目的を決めていった先には、軽い気持ちのはずだったのに、けっこう激しいハイキングコースが待ち構えている場合もあります。
その日は晴れていても、明け方まで雨が降っていた場合なんかには、足元がぬかるみ、歩きにくいどころか靴が汚れてしまう可能性もあり、お気に入りの靴を履いてしまっては、せっかくの旅行も気が気ではないかもしれません。
行先と共に、天気予報もチェックしておきたいものです。
何をするの？
和紙を作る体験に参加してみたり、古都歩きを楽しむ旅であれば、それなりに上品な格好をしてみたくなるかもしれません。アミューズメントパークに行くのであれば、歩きやすく荷物はリュックにまとめた方が楽ちんかもしれません。
もちろん、こうやって事前にあれこれ考えるのも日帰り旅行の楽しみの一つですよね。日にちと待ち合わせ場所だけ確認して、「とりあえず遅刻しなければいいや！」と思って参加したところ、一人だけいつもの格好で身軽、みんなは何やらバッグに詰め込んできています。
「何をそんなに持っているのかな」と思ったら、友だちはビーチサンダルにタオルを持参して、途中、川に入って遊んでいたのに、自分は見てるだけだった・・・なんて経験をしてしまうこともあるかもしれません。人数の多い旅行だと、率先して計画を立ててくれる友達頼りで自分はついていくだけ、ということになってしまうこともあるかもしれませんが、何目的の日帰り旅行なのかも、ある程度は確認しておきたいですよね。
ヒールは場違いだったりして・・
「明日は待ちに待った彼との日帰り旅行デート！」と楽しみで仕方のない彼女もいるかもしれません。でも、いつもの食事デートのように、ワンピースにブランドバッグを合わせて、足元はヒール・・・では彼が一瞬引いてしまわないかちょっと考えてみてください。
「たまには都会を離れて田舎へ行ってみようか」、なんて話して決まった日帰り旅行だと、もしかしたら思いのほか田舎道を歩くかもしれませんし、先ほど記載したように、「公園を散歩」、のつもりが結構きついハイキングコースをぐるっと一周、かもしれません。
そんな時は、一人だけ浮いてしまうだけでなく、歩くのもとても大変でデートどころではなくなってしまいます。また、丸一日外にいるというだけで、夕食を食べるだけとは違い思いのほか歩く、というのは頭に入れておいた方がよいと思います。
ましてや日帰り旅行ですから、滅多にいかない場所に行って、あれもこれもと興味をそそられ、足は右へ左へと進むはずです。
自分自身が楽しめるように！
その日のシチュエーションに最も合った装い、それに合った靴を履くことが、自分を一番輝かせてくれるし、何より自分も周りも楽しめると思います。一人だけ、川に入れず見てるだけだった、なんて寂しいですし、せっかくハイキングコースを歩いて、山道のマイナスイオンたっぷりの空気を吸って気分転換したいのに、歩きにくい靴やタイトスカートを履いてしまったためにそれどころじゃなかったなんて、せっかくの日帰り旅行も台無しです。
もちろん、ヒールだけが女性をきれいに見せてくれる靴ではないと思います。例えばスニーカーが嫌でも、ローヒールでおしゃれな歩きやすい靴だってたくさんあります。それに、日帰り旅行でたくさん歩いた最後には、おしゃれなレストランで夕飯を食べるかもしれませんし、やはりいろいろなシチュエーションを考えて、靴選びをしたいですね。
これから靴を買いに行くのなら
日帰り旅行に向けて、靴を新調しようと靴屋さんへ足を運ぶなら、ぜひ店員さんに目的を伝えて履きやすい靴を選んでもらいたいですね！最近は、スニーカーもスポーツブランドと洋服のブランドがコラボをしたような機能性とデザイン性に優れたものもありますし、いい靴に出会えたら、より旅行が楽しみになると思います。
そして、日中はたくさん歩くから歩きやすい靴、だけれど夕食はとても上品であこがれのレストランに行く予定になっているのなら、少しだけ荷物は増えますが、おしゃれな大き目バッグを持って、夕飯前におしゃれな靴に履き替えるというのもありかもしれません。
せっかくならば、自分の納得いくように楽しむのが一番ですから。